2020年2月9日 塩山宗満
ルカによる福音書 9章18-20節 (新約122ページ)
イエス様は「群衆がわたしのことを何者だと言っているか」と確かめられた後、弟子たちにお聞きになります。「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。(9:20)」。これは大事な質問です。人がいろいろ言っているのは分かった。では、あなたはわたしを誰というか。イエス様と一人一人の問題になっていくのです。緊張の瞬間です。
今日の聖書はなんと言っても、イエス様の問いに対して、どう答えるかが中心になります。ここでは、イエス様との関係は一般論ではなく、イエス様とわたしやあなたとの関係なのです。弟子たちを代表しだペトロの答えは「(あなたは)神からのメシアです」でした。
わたしたちはルカによる福音書を読み続けています。この福音書を読んでいく中で、イエスさまの語られた言葉を聞かされ、イエス様が行ったことを知らされ、イエス様が神と人々に仕える様子に神の姿を見させられ、イエスとはあなたにとって誰なのですか、という問いが語られます。イエス様はあなたにとって誰なのですか。今日その点をはっきりさせましょう。答えは一つ。「あなたこそ、神からのメシアです。」との答えです。
ぜひ、皆さんお一人お一人が、あなたこそキリストですとあらためて宣言し、そしてイエス様を救い主と信じる人たちの群れ、この教会をベースキャンプとしてご一緒に歩みをして行くことをお勧めします。また、それぞれの場所に出て行き、イエス様のことを証しする、そのような歩みをしていきましょう。そしてイエス様との関係をはっきりさせたら、それにふさわしい生き方をしていきましょう。